自分で感じ考え決めること。それがセンスをつくる。

センスはどう生きてきたか、どう生きていくかによって磨かれるもの。

どう生きてきたかというのは、どのような経験をしてどう考えどう感じてきたかということです。

いろいろなことを見聞きし体験してきたら知識や経験が増える。
知識や経験した事実自体は情報でしかありません。
情報が多ければ、どのようなシーンでどうするかを決めるための選択肢が多くなるので、適切そうな選択が見つかりやすくなるでしょう。
どのようなシーンで何が求められていそうかの情報も多くなり、適切そうな選択をしやすくなるでしょう。
けれどもそれは、すでにある情報から選ぶことができるというだけ。
その人だからそう決めたというよりは、一般的に求められそうな選択に決めたというのに近いかもしれません。

そうではなく、見聞きしたことや体験したことをどう感じどう考えたか。
情報を自分の中でどう処理したかが大事だと思います。

どのようにとらえ、どんなところをどう取り入れて、どう組み立ててどんな風に表すか。
咀嚼して自分の中に取り入れていくプロセス。
取り入れたものを自分のものとして再構成していくプロセス。
それは、自分で感じて考えて、自分の基準でものごとを取捨選択して、自分でつくっていくことです。

自分はこれがいい、これが好き、あれは選ばない、あれは好まない。
自分はこういうときにはこうしたい、こういう場ではこうありたい、ここまでは妥協できる、あれは取り入れたくない。
いろいろな情報を得て「自分が」判断していくことから、「自分の」方向性、方針、軸のようなものがつくられていきます。自分が大事にするものがはっきりしてきます。
そのようにして、何かをするときの「自分の選択肢」ができていく。

その「自分の選択肢」を選んでいる人にセンスを感じるのではないでしょうか。

「自分の」と言ってもまったくのオリジナルである必要はなくて、その人が自分の選択肢としてそれを選んでいるのだということ。
咀嚼して再構成した結果よくあるような選択肢になっているのは、よくある選択肢のひとつではなく、その人のプロセスを得てきたその人の選択肢となります。
幅広い選択肢から選んだだけなのか、自分の選択肢として出しているのか、それはにじみでるしわかるものだと思うのです。

自分の選択肢を持つ人は、決めるときにもゆずるときにも、何か決める軸があるのを感じさせる気がします。
一本すーっととおっている道が見えるような、描きたいイメージが見えるような、その人の世界観というようなもの。
それがその人のセンスを表すもので、ぶれずにくっきりしているほどセンスが際立つように思います。

だから、センスを磨くには「自分で」感じること、考えること、決めていくこと。

当たり前にできているようで、できていないかもしれません。
自分がどう感じ考え決めているのか、何を大事にしたいのか、意識してみませんか?

自分が何を感じ考えているか、何を大事にしているか。
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