納得いくまで伝えきるのだ、とは思いつつ
その一方で、
伝える、というところまでが、伝えたい人ができることであって
伝えたあとは、相手に委ねるのだ、とも思います。
相手がどう受け取ってどうするのか、ということは
相手次第であって、相手が決めることで、コントロールできるものではない。
でも、だからこそ、できる限りのことを伝えきりたい。
伝えた相手が、どう感じるのか、どう考えるか、それは相手にしかわからない。
伝えたいことが思ったように伝わっているかもわからない。
もっている前提や知識経験が違ったら、受け取り方も変わるものだし
話し方や話しているときの表情・態度・雰囲気などで受け取るイメージは変わってくる。
思うように伝わっていなかった、誤解されていた、すれ違っていた、
そんな状態で、期待するような反応がなかったのなら
もっとしっかり伝えていたら!と後悔しませんか?
自分がMAXでやりきれることまでやっても無理だったなら、そこまでだと諦めがついても
できることがあるのにやり残していて無理だったなら、納得しきれなくないでしょうか。
自分が後悔しないために、しっかりやりきることが大事なのです。
自分ができるところまで伝えきった、と
このあとは相手次第で相手に委ねてまかせるのだ、と
心ゆくまでやりきって、相手にボールを渡したい。
納得いくまで伝えきる、というのは
自分が思うように相手が反応してくれるまで説得するということではなく
相手を信じてまかせるために自分がやりきることだ、と思うのです。
どんなことを伝えたいか、どう伝えたらよいか、見える化することで自分でも気づくことがあります。
nano-designsのグラフィックレコードでの見える化を、伝えたいことの整理や明確化にぜひご活用ください。